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寒くなると感じる・・足元の冷たさ・・。

昨日より、急に寒くなりましたね。
今までが暖かかったので、暖房器具も間に合わなかったのでは?
最近年齢のせいか寒さに弱くなり、足元の冷えが苦痛になるように・・・。

こうなってくると、気になるのが
①家の断熱性能
②家の暖房器具、暖房の仕方
③給湯設備のエネルギー   ところでしょうか・・・。

①について
比較的暖かい地域(北海道・東北に比べ)の香川県ですので、
家の断熱基準はそれほど気にされていない方が多いようです。
小豆島の生家に行ったりするとリビングはガンガン暖房しているのに、トイレの窓は
開きっぱなし と言った風景を目にします。

①-1 気密の事
魔法瓶に熱湯を入れておくと、数時間経っても湯は熱いままですね?
しかし、蓋を開けておくとお湯はすぐに冷めます。これが気密の重要性です。
日本の住宅は、家の中にある空気を一時間で0.5回家の外の空気と入れ替えなさい 
と言う法律が建築基準法で定められていますが、0.5回も変わっていると、家の中は
温まらないように思います。そこで、計画的に換気する事の発想が出てきます。
→http://panasonic.jp/kanki/24h/(パナソニックの24時間換気計画サイト)

トイレの窓を少し開けておく なんてことは、気密の事だけ考えると大変 
と言うことになります。

①-2 断熱の事
香川県は温暖な県として、認められていますので日本を8つに分類した中では下から
3番目に入ります。この8つに割った基準でそれぞれ断熱方法を検討していくのですが、
一般の方に解りやすいのが、住宅性能評価の中にある断熱基準だと思います。
1~4までの設定があり、4が一番良い方になります。
ちなみに、2013年より省エネ基準の設定があり、法律では2015年より上記4の
基準をクリアしている住宅を造るよう施工されています。(2020より義務化)

①-3 断熱気密の良い家の住み心地
木のベンチに座った時と、鉄のベンチに座った時、冷たさは違いますよね?
木と鉄の温度は同じはずです。。
人の感じる温熱環境は室温と体感温度が違うからです。
高断熱・高気密の家は、温熱環境から良くなりますので、家全体が人にやさしい暖かさと
なります。(上から下まで温度差に変化が少ない)

以上、長くなりましたが、寒くなった今日に相応しい??内容を勝手に書いてみました。
ここで、一言ですが
私達は注文住宅を作っていますので、上記の家でないといけない 
と言う風には思っていません。お施主様の好みの家を造るのが仕事です。
ただし、どんな家がいいのか選ぶにあたって、知識が必要だと思いますので
家を造るための知識は仕入れています。

知識はサイトで断熱とか、高気密 とか 検索すると、いくらでもヒットしますので
深入りしない程度にご覧ください。。

※表は住宅事業建築主の判断基準における地域区分です↓
寒くなると感じる・・足元の冷たさ・・。_e0064493_9581351.jpg

by zengoro | 2015-11-27 09:58 | 家の性能  

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