加工のできる 大工さん

刻み加工と呼ばれる仕事のできない(しない)大工さんが
最近多くなりました。ノミやカンナで、一本の木から柱や梁と呼ばれる
木の軸組みを加工し、組み立てる事です。
それをやらない(できない)大工さんが増えました。

プレカットと呼ばれる機械化が進み、工務店やハウスビルダーも
多くはそれらを利用するようになり激減。
元々、棟梁と呼ばれる大工の現場担当者が刻み材料を墨付(寸法記入)し
頭の中や原寸を書き、造っていくのですが、まあこれは結構な負担でした。
建方の前日は不安で寝れない大工さんも多く居ましたし、刻みには
結構時間がかかりました。

それらを解消するようにプレカットが登場し、瞬く間に
刻みを行う大工さんが少なくなりました。
子供の頃から、大工さんの刻んでいる音の中で育ってきた身の私には
非常に寂しい想いがしますし、同感の意思を持つ先輩方も多いと思います。
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↑写真は坂出で現場で建物にあわして刻まれた架構です。
現場で切り刻みますから、木の香りが漂い、とても良い気持になります。
可能な限り、大工さんの技術を伝えていけるよう、努力中です!












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by zengoro | 2017-02-07 19:06 | 設計士さんの一喜一憂  

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