カテゴリ:民家改修工事( 2 )

 

小屋裏探訪・・・。

綾歌で検討中の民家再生工事の実施調査に入りました。
築30年程度の日本家屋です。

細かく区切られた部屋を一つの大きな空間にし、薪ストーブを入れ
小屋裏を作り、水回りを交換する希望です。

建物のコンディションは見るからに良く、問題は区切られた部屋を
一つの大きな空間にできるかどうか と言うことになります。
これには、柱の位地と柱に荷重をかけているであろう、梁の形状と位地が
明確に解らないといけません。
と、言うことで、調査には小屋裏の確認が必要になってきます。

僕は比較的身が軽い方ですので、小さな穴が天井にあれば(押入に大抵ある)
そこから潜り込んできます。下階の間取りを先に図面にとっていますので
何処の梁とどこの柱が抜く壁に干渉するかは、頭の中で理解来ます。

◆小屋裏の写真↓
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部分部分の梁の重さがどの程度柱に掛かるか、柱を除けた場合に
補強梁の仕事ができるか、、考えます。
仕方ない部分もありますし(無理な物は無理)この仕事をすれば大丈夫 と、
思える部分もあります。

本日の実施調査で、写真を102枚、間取り採取、高低差確認
水廻り、窓・建具の大きさ採寸、設備業者と設備関係の調査を行いました。

結構しっかりと調査したと思います。
この小屋裏探訪、床下探訪、結構行わない業者さんがいます。
大変なのは解りますが、これしておかないと仕事に掛かってから
大幅な変更が出たり、悪い部分もそのまま蓋されたりします。
当然、見えない部分もあるのですが、頑張ったら見える部分は
頑張って見て来て、再生工事を考えているオーナーさんへ正直にご報告します。

◆合掌で組まれた、屋根裏部屋です。
ここはもう少し手を加えてみたいところです。綺麗ですね!
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一般(素人)の方には、どこをどういじったら、素敵な空間になるか
なかなか理解できないと思いますが、そこを頭の中で整理するのが
私達の楽しい瞬間で醍醐味でありす。
どういった物がご提案できるか、今からワクワクします~。
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by zengoro | 2015-12-21 18:43 | 民家改修工事  

ちゃんと治すことができる

工務店、建築屋、建設屋、いろいろ呼び名があり、明るくない方はよく
解らないと思いますが、そういった中にも技術系や営業系、販売系にも分類できます。

◆ちゃんと造る(治せる)技術系
◆金融機関や税務系にあかるい営業系
◆土地分譲等にからめる販売系     といった感じでしょうか。
(業界の方は、もっと違う意見もあると思いますが)

何処の建築屋さんに聞いても、どれもできるよ! と、言うでしょうから
お客様の目線では、もっと区分けできないようになりますね。

佐伯工務店に来た方にも、おそらく何でもできますよ!と、お応えしているはずですが、
もともとは、小豆島で大工から始まった工務店でありますので、
そのDNAは、しっかり大工連中には沁みわたっています。
佐伯工務店でも、何でもできますが、得意な物は ちゃんと造る(治せる)と、言った方が
正解だと思います。

先日、高瀬の古民家再生現場では、大工がしっかりと鑿(ノミ)で加工を行っていました。
何も指示しなくても、仕事とを黙々と現場でこなしている大工さんに
安心して仕事を任すことができます。オートメーション化されることも大切だとは思いますが
職人の手と目でしっかりと造る(治す)事も重要だと現場で再確認した次第であります。

※写真は陽が落ちてからも、現地で黙々と手作業を行っていた大工さんの様子です↓
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by zengoro | 2015-11-24 16:06 | 民家改修工事