カテゴリ:家の性能( 7 )

 

使いにくい補助事業です

住宅ストック循環支援事業補助金 という物ができていまして
折り込み広告や建築業者のサイトでUPされています。

良質な既存住宅の市場流通を促進し、若者の住居費負担の軽減及び
既存住宅流通市場の拡大、耐震化率・省エネ適合率の向上等良質な
住宅ストックの形成及びリフォーム市場の拡大を目的とした補助金制度。
(国土交通省より)
サイト→https://stock-jutaku.jp/about/

◆良質な既存住宅の購入
◆住宅のエコリフォーム
◆エコ住宅への建替え  の三本柱になっていまして、表題の
使いにくい補助事業は、住宅のエコリフォームについての感想です。

対象工事は(同サイトより抜粋)↓

次の要件をすべて満たすリフォーム工事を対象にします。
1.自ら居住する住宅について、施工者に工事発注して、
エコリフォームを実施すること
2.エコリフォーム後の住宅が耐震性を有すること
3.予算成立日(平成28年10月11日)と事業者登録した日の
いずれか遅い日以降に、工事着手すること 3点が条件です。

1.2を指定されると、利用できる物件は大幅に縮小されます。
エコなリフォームをして、地球環境に優しく、生活しやすくする事が
メインかと思うのですが、耐震化と自宅の二本付になっています。
自分の感覚だと、これを利用できたら良いと思う方の8割以上は
使えないだろうと いった感覚ですが、皆さんは如何でしょうか?

住宅以外は住宅以外で、耐震化は耐震化でそれぞれ補助事業がありますので
そちらを利用し、エコな住宅にしたい方がこれを利用できれば
いいなあ と、思いますがね~。
リフォーム検討されている方で、使ってあげたいお客様がいらっしゃいますが
ほぼ使って上げられる事ができません・・・。残念です。。。












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by zengoro | 2017-02-18 15:52 | 家の性能  

県政 THEかがわ に紹介されてます。

県政広報誌 THE かがわ にて、動き出す住宅の耐震化 という、特集が
組まれていまして、その中で先日行われました丸亀での“耐震相談会”と
高瀬で行っています耐震改修工事現場の様子とお施主様のお話が掲載されています。

■広報 かがわ↓
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サイトはこちらより(詳細見れます)↓
http://www.pref.kagawa.lg.jp/kohosi/1608/tokusyu.html

熊本地震の影響だと思われますが、多くの反響を呼んでいるそうです。
佐伯工務店でも連日対応に追われている状況が続いています。

補助金制度の概要は
・本格的な耐震改修工事 90万円
・簡易な     〃     50万円
・耐震シェルターベッド   20万円 と、分かれています。
まずは、耐震診断(9万円補助)を受けて、その後上記に進みます。
詳しくは、上記サイトよりご覧下さい。

昭和56年以前の建物が対象となりますが、当時建築された基準が現況の
基準とかけ離れている為に、耐震診断を行うと 基準とされる1.0の評点より
かなり下がった点数が出てきます。図面や建物を拝見させて頂いても
今の建物よりとの相違ははっきりしています。

大きな地震が来るとは限りませんし、建物が倒れるとも限りませんが
昭和56年以前の建物に住まれている方は、注意が必要だという事を
認識する必要があると思われる、県政広報誌 THEかがわ の特集です。

ご一読下されば幸いです。


■写真は高瀬の改修工事 の様子です↓
古い壁を取り、筋交いを入れています。
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金物でしっかり補強
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補強した壁は仕上げに向います
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現在の様子。もう少しで仕上がります↓
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by zengoro | 2016-08-01 09:06 | 家の性能  

近くの山の木の家 構造材検査

塩江の家にて使用する構造材の検査へ海部に伺いました。
◆海部の深い山。この辺りから、室戸岬にかけては一大木の産地。
 全国的にも有名な場所です。
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近くの山の木で家を立てる事を推進していますが、木の家を建てるのであれば
木にしっかりコダワリ、より良い物が使われているか、気になりますし
家の骨となる物ですので、建築士(現場監督兼任)がしっかり見ていたほうが
お施主様は安心ですよね。
◆写真は検査中のもの
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ここの工場長、自身が建築士で設計もしますので、こちらの意図を大変よく汲んで頂け、
毎回満足のいく物を提供して頂いています。細かい点も相談できて安心です。
◆最後は職人さんが一本一本手でこしらえます。
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最近の木造住宅の主流は、大きな材木加工業者にお願いして北欧や北米より材料を
輸入・運搬し、建築士の目の届かないところで加工、製品化、現場へ来ます。
現場に着いたものを始めて目視するのですよ。。
木の家を自負している工務店として、なかなか妥協できない点です。
しかも、この工場では乾燥に木屑や木の残りを使い、カーボンニュートラルを
実践していますが、大規模の材木加工業者では、ほぼ重油を使用しますので、
ここでは、非常に環境にも配慮しています。
◆ほぼ出来上がった木材。今回も納得の品物になっていました↓
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木造住宅で木を使い、木を使う事で山が大切にされ、山が大切にされる事で
川が綺麗になり、川が綺麗になる事で、海が豊かになる・・。
そんな循環が地元で繰り返されると気持ちも嬉しくなりますし、
自分の家の木が何処から来たのか解る って、良いと思いませんか・・・。
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by zengoro | 2016-07-07 18:40 | 家の性能  

感心の高さ

丸亀市の無料耐震相談会に相談員として参加して来ました。

普段は1日に10~15組の相談者ですが、今回は約50組、しかも
一日で対応できないために、もう一日行われるとのことです。
熊本で起こった大地震に、香川の方々も心配なのだと思います。
◆相談会の様子です↓
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診断のご相談に来られた方は、昭和56年以前に建築された木造住宅に
住まわれている方がほとんどです。
昭和56年に建築基準法が改正され、それ以降の建物は比較的強度があるのですが
それ以前の建物は強度不足が問われています。

相談会にはマスコミの方々も大勢来られていました。
こちらのほうも感心の高さが伺えます。
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午前中はNHKが、午後はOHKが取材に来られていました。

この相談会 来週水曜日(6/15) 10時~丸亀市役所でもう一度行われます。
詳しくは丸亀市役所 都市計画課 まで、お問い合わせ下さい。
TEL:0877-24-8812
FAX:0877-24-8866
EMAIL:toshikei-k@city.marugame.lg.jp
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by zengoro | 2016-06-10 10:00 | 家の性能  

インスペクション

住宅情報活用会議 第三回定例会議が行われ、
“インスペクションによる住宅情報の蓄積・活用推進事業における住宅情報蓄積の活用提案”が
議案として、協議されました。

インスペクション??
ここ数年に建築・不動産業界の間で徐々に出てきている言葉です。
まだ業界でも内容を把握している方は少ないと思います。
既存の住宅の性能(白蟻がいたり、水漏れがないかとか)を調べて情報化する
といった内容です。

建物の売買、仲介をするときに特に、買う方にとっては建物の性能を把握したいですし、
リフォーム等手入れをする場合も、自分の家の性能が把握できていると
仕方も違ってきますし、瑕疵保険にも入る事が可能になります。
リフォーム瑕疵保険はこちら↓
http://www.jio-kensa.co.jp/insurance/reform/index.html
既存住宅瑕疵保険(売買)はこちら↓
http://www.jio-kensa.co.jp/insurance/kizon_jutaku/index.html

その、インスペクションを行う組織を積極的にどう活用するか?と言った内容が
標記会議で協議されました。
約2時間、各界の有識者が出席し、色々な内容の発言がされました。

現在、インスペクションの制度は義務化されていません。
来年度からは、売買の重要事項説明において、インスペクションを受けているか否かという
情報は上げるように、法律でくくるかどうかの判断がれているようですが、
将来的には、ほぼ義務化されると思います。

建築業界にもすでに、図面の保存義務や有料でのデータ管理等も推奨されています。
データの保管等、注意すべき事も多くあると思いますが
個々の家の情報管理は近い将来多くの家で有視化され、管理されるようになる日も
近いように思います。
弊社でも検討事項(実行可能か)の机上に上げる事項だと再認識した次第でありました。

◆写真は議会の様子と、出席者一覧です↓
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by zengoro | 2016-01-16 08:18 | 家の性能  

薪ストーブ

本日の民家改修工事の打ち合わせで、お客様と薪ストーブについて
結構時間を割いて話し込みました。

僕の自宅には、薪ストーブがあります。冬場の暖房の殆どは
この薪ストーブに頼っています。
でも、家の暖房対象空間には少し小さめのサイズで物足りません。
もう少し大きな物が必要だったと思いますが、9年前にこの家の計画を
建てる時には、ピンと来ませんでした。
◆自宅のドブレ640↓
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未だ、薪ストーブが本格的に流通していない時期と言うこともあり、
工事依頼したメトス・プランニングさんの話をもっと真摯に聞いておけば
良かったと思いますが、以降のお客様へはきちんとお伝えすることができます。
ということで
注意① 暖房対象空間に合ったストーブの選択

また、利用する薪についても話ました。
僕の家では、仕事がら建築廃材が山のようにできますので、
(お金をかけて捨てている)その廃材をせっせと、燃やしています。
サイト等では、杉、桧、松等は燃やすのに良くなく、広葉樹のナラやクヌギの様な
木が適している(そうでないとダメ)のように書かれていますが、
使用してみて、そう違和感は有りませんし、現在の所ストーブ、煙突共に
不具合は出て来ていません。

◆薪は広葉樹が良いと言うが↓(日本暖炉ストーブ協会より抜粋)
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注意② 薪の調達に注意 (購入もできますが、費用も掛かります)

あと、暖かい空気は上え、上えと上がっていきますので、その空気を
下におろす(かき混ぜる)装置が必要になってきます。一般的にシーリングファン等が
理想的だと思いますが、僕の家では冬になると扇風機を出してきて(夏の様?)
廻しています。これは、個人的な趣味であまりシーリングファンという物が
意匠的に好きではなかったということです・・。

◆空気を下す(かき混ぜる装置)↓シーリングファン(オーデリックより抜粋)

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注意③ 暖かい空気はほっとくと上の方ばっかりに溜まる

まだ、薪の保管場所、断熱、アクセサリー保管所、煙突、近隣の対応、
ステージ、壁の意匠・・。細かい所は有ります。

注意点ばかり書きましたが、薪ストーブのホワッとした、暖かみは病み付きになります。
僕の家では、薪ストーブの当番はパパの役目ですので、僕が居ないと家はあまり
暖かくなりませんので、ここで父親の威厳が少し復活します。
また、冬場はストーブの前に家族が寄ってきますので、何となく話に花が咲いたりします。
環境にも優しい薪ストーブです。
注意点や建築との絡み、納まり等、もう少し細かい話を聞いてみたい方は
ご連絡頂きましたらお応えしますし、下記のサイト等もご参考に下さい。

薪ストーブのお話でした・・・。

佐伯工務店 施工事例(一部)
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日本暖炉ストーブ協会さん↓
http://www.jfsa.gr.jp/administration/

メトス・プランニングさん↓
http://metos-planning.com/
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by zengoro | 2015-12-19 18:29 | 家の性能  

寒くなると感じる・・足元の冷たさ・・。

昨日より、急に寒くなりましたね。
今までが暖かかったので、暖房器具も間に合わなかったのでは?
最近年齢のせいか寒さに弱くなり、足元の冷えが苦痛になるように・・・。

こうなってくると、気になるのが
①家の断熱性能
②家の暖房器具、暖房の仕方
③給湯設備のエネルギー   ところでしょうか・・・。

①について
比較的暖かい地域(北海道・東北に比べ)の香川県ですので、
家の断熱基準はそれほど気にされていない方が多いようです。
小豆島の生家に行ったりするとリビングはガンガン暖房しているのに、トイレの窓は
開きっぱなし と言った風景を目にします。

①-1 気密の事
魔法瓶に熱湯を入れておくと、数時間経っても湯は熱いままですね?
しかし、蓋を開けておくとお湯はすぐに冷めます。これが気密の重要性です。
日本の住宅は、家の中にある空気を一時間で0.5回家の外の空気と入れ替えなさい 
と言う法律が建築基準法で定められていますが、0.5回も変わっていると、家の中は
温まらないように思います。そこで、計画的に換気する事の発想が出てきます。
→http://panasonic.jp/kanki/24h/(パナソニックの24時間換気計画サイト)

トイレの窓を少し開けておく なんてことは、気密の事だけ考えると大変 
と言うことになります。

①-2 断熱の事
香川県は温暖な県として、認められていますので日本を8つに分類した中では下から
3番目に入ります。この8つに割った基準でそれぞれ断熱方法を検討していくのですが、
一般の方に解りやすいのが、住宅性能評価の中にある断熱基準だと思います。
1~4までの設定があり、4が一番良い方になります。
ちなみに、2013年より省エネ基準の設定があり、法律では2015年より上記4の
基準をクリアしている住宅を造るよう施工されています。(2020より義務化)

①-3 断熱気密の良い家の住み心地
木のベンチに座った時と、鉄のベンチに座った時、冷たさは違いますよね?
木と鉄の温度は同じはずです。。
人の感じる温熱環境は室温と体感温度が違うからです。
高断熱・高気密の家は、温熱環境から良くなりますので、家全体が人にやさしい暖かさと
なります。(上から下まで温度差に変化が少ない)

以上、長くなりましたが、寒くなった今日に相応しい??内容を勝手に書いてみました。
ここで、一言ですが
私達は注文住宅を作っていますので、上記の家でないといけない 
と言う風には思っていません。お施主様の好みの家を造るのが仕事です。
ただし、どんな家がいいのか選ぶにあたって、知識が必要だと思いますので
家を造るための知識は仕入れています。

知識はサイトで断熱とか、高気密 とか 検索すると、いくらでもヒットしますので
深入りしない程度にご覧ください。。

※表は住宅事業建築主の判断基準における地域区分です↓
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by zengoro | 2015-11-27 09:58 | 家の性能