カテゴリ:設計士さんの一喜一憂( 169 )

 

え! 一戸建ての住宅 修繕費

本日の新聞別冊に中に、一戸建ての住宅修繕費 なるものが特集されていました。
その紙面では約800万円程度かかるのでは?と、ありました。
・屋根・壁・床・設備・仕上げ 等々。。
何処まで辛抱して、どの仕様にするかとか、場所とかにもよるかと思いますが、
約800万円程度かかるなら、月額で2~3万円の積み立てが必要とも記載されておりました。

さて、積み立て、、してます??
マンションでありましたら、積み立て修繕費が組合できまっている場合が多く
将来のために準備できている建物が多いのですが、個人の住宅の場合
ほぼ(おそらくですが)されていないと思います。

◆住宅産業協議会より↓
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また、毎月修繕費がかかるのであれば覚悟できますが、難しいのは 10年後 とか 
20年後 に、やってくる修繕時期にありますね。。業者に見積もりを取ったら、150万円かかる
と、言われた日には目まいがしそうです。しかし、かかるものはかかるので
①マメにしっかり、修繕費として積み立てる
②修繕積み立て型の保険に入る といった、手もあると、上記紙面で紹介されています。

②の方を少し詳しく。
-Ⅰ- 
火災保険や地震保険にプラスして積み立てる方式。毎月決まった額が引き落とされる。
満期日の設定ができるので、10年.20年.30年 と、修繕時期に併せやすい。
・JA共済 建物更生共済 むてきプラス(通称たてこう むてき)
http://www.ja-kyosai.or.jp/okangae/product/home/index.html
・損保ジャパン日本興亜 THE すまいの積立保険
http://www.sjnk.co.jp/kinsurance/accumulation/sumai/
-2-
設備等 保証に割り増しで入っておく方式。
通常のメーカー保証より、延長して保証に入る方法。メーカーの保証では、長くて5年の
ところ、最長10年まで保証してくれます。また、24時間メンテナンス対応可能なのも魅力。
・sompo ワランティ
http://www.sompo-swt.com/warranty/

どこにも一長一短あるのですが、ご自宅のライフスタイルに合わせて
検討して将来の安心を考えるのも宜しいかと思います。
良く解らない場合、佐伯工務店スタッフにまでお問い合わせ下さい。
資料を差し上げます。

何はともあれ、将来設計をしっかり立て、楽しい暮らしを送りたいですね~!

◆写真は佐伯工務店での修繕工事の様子です↓
※浴室の改修工事。おわん型湯船が夢でした。
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         ※浴室の改修工事。冷たいタイルから、ヒノキのお風呂へ
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         ※室内間取り改修。使い勝手の改善
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         ※屋根工事。古くなった屋根の補修及び塗装。
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by zengoro | 2017-06-17 10:07 | 設計士さんの一喜一憂  

六年となりました・・・

東北大震災より、今日で6年となりました。
月日の経つのは早いようですが、震災で非難された方の
仮設住宅で生活されている方は、まだ2千人ほどいらっしゃるようです。

改めて、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

今月に入り、マスコミ等では災害特集を組んだり
東北大震災の状況を流していたりしますが、通常何も無い生活が
続くと、なかなか油断が取れません。

香川県の建築業界では、有志で災害時に、応急仮設建設に関する協定を
結んでいます(弊社も登録)。緊急に備える為ですが、
協定や訓練が無いと、“さあ、始める”と言った時に、何もできません。

◆香川県 応急仮設住宅の供給に関する基本方針
http://www.pref.kagawa.lg.jp/jutaku/oukyukasetsu/kihonhoushin.pdf


日本列島は地震の多い国です。
熊本でも、地震はこないだろう地域 と、されていました。
備えあれば憂い無し・・。もう一度、考えないといけませんね・・。

※佐伯の熊本震災視察状況↓
http://komuten.exblog.jp/25122526/
※佐伯の東北震災視察状況↓
http://komuten.exblog.jp/15000575/











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by zengoro | 2017-03-11 16:24 | 設計士さんの一喜一憂  

加工のできる 大工さん

刻み加工と呼ばれる仕事のできない(しない)大工さんが
最近多くなりました。ノミやカンナで、一本の木から柱や梁と呼ばれる
木の軸組みを加工し、組み立てる事です。
それをやらない(できない)大工さんが増えました。

プレカットと呼ばれる機械化が進み、工務店やハウスビルダーも
多くはそれらを利用するようになり激減。
元々、棟梁と呼ばれる大工の現場担当者が刻み材料を墨付(寸法記入)し
頭の中や原寸を書き、造っていくのですが、まあこれは結構な負担でした。
建方の前日は不安で寝れない大工さんも多く居ましたし、刻みには
結構時間がかかりました。

それらを解消するようにプレカットが登場し、瞬く間に
刻みを行う大工さんが少なくなりました。
子供の頃から、大工さんの刻んでいる音の中で育ってきた身の私には
非常に寂しい想いがしますし、同感の意思を持つ先輩方も多いと思います。
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↑写真は坂出で現場で建物にあわして刻まれた架構です。
現場で切り刻みますから、木の香りが漂い、とても良い気持になります。
可能な限り、大工さんの技術を伝えていけるよう、努力中です!












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by zengoro | 2017-02-07 19:06 | 設計士さんの一喜一憂  

インターンシップ 学生さん

建築を学んでいる学生さんが、実際の建築会社の実務を経験しに
4日間ですが仕事に来ています。
初めての社会活動に結構緊張しているようでありましたが
徐々になれて来ている様で、こちらもホットします。

4日間しかありませんので、現場を回ったり、日頃の業務を体験して
貰ったり、雑用も経験してもらったりで、そんなに多くの事を
伝えることはできませんが、できるだけ夢を壊さず、かつ、
厳し目に接しています。
◆写真は現場を回っているときの様子です↓
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若い子なので、大工さん連中は嬉しいみたいで
大工さんの方から話しかけていました。
若い子は大事にされますよね~。

将来はインテリアデザイナーや、デザインを主にやってみたいと
話している目は、キラキラと輝いています。
未来の建築士さん達が思いっきり気良く切磋琢磨しチャレンジできる
建築業界であるように、先輩たちは頑張らないといけませんね~!











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by zengoro | 2017-01-31 17:21 | 設計士さんの一喜一憂  

建産協セミナー「ZEHのつくり方」 広島参加

国土交通省 中小工務店への講習会支援事業の一環である
標記セミナーが広島で開催され、出席してきました。
主催:(社)日本建材・住宅設備産業協会(建産協)
協力:(社)JBN/全国工務店協会  全国建設労働組合総連合(全建総連)
◆写真はセミナーの様子。会場は満員です。(他の会場の全て満員)
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建築屋的には今更ZEHか~・・。と思われる方も大勢いらっしゃるとは
思いますが、おさらいと今後の進むべき課題を持つ為に遠征し
新しい情報と、眠っていた情報を仕入れてきました。

ZEH(ネットゼロ・エネルギー・ハウス)で、ゼッチと、一般的に
呼ばれています。住宅で使用するエネルギーをできるだけ減らし
太陽光発電等の創エネで、使った分を賄い、その住宅単体で
エネルギー消費量をゼロにしてしまおう といった取り組みです。
※サイトでゼッチと検索すると、数限りなくヒットします。
 お時間ある方はどうぞ!

上記にも記入しましたが、このセミナー全国6箇所で行われていまして
全て満席予約(当然ここ広島も満席)です。これほど熱狂的なセミナーも
久々でありまして、各地の工務店がどれほど感心強く持っているか
良くわかります。
国土交通省が全面的に支援し、補助金制度を高いレベルで維持し
普及に尽力しているこのZEHですが、多分にもれず大手への参加意識が
強く、更に中小及び古くからやってっきた工務店にとっては
高い塀若しくは崖の様に感じている経営者も多くいらっしゃると思います。

セミナーの中では、
製造業等の消費エネルギーは年々縮小傾向を示しているが、
住宅に関する消費エネルギーは縮小傾向どころか、増加の一途を
崩せないで居る。そこを問題意識と捕らえ、ZEHへ一気に向う と。
解説していただきました。

省エネ・・・。もっと勉強が必要です。

◆ZEH・省エネ等について、参考サイトです↓
https://sii.or.jp/zeh28/(社)環境共創イニシアチブ
http://www.kensankyo.org/(社)建産協
http://kentikubutsu-shoeneho.gio.filsp.jp/201607/pdf/text/shoene_gaiyou.pdf
国交省 建築物省エネ法の概要















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by zengoro | 2017-01-21 09:19 | 設計士さんの一喜一憂  

阪神・淡路 22年目

1995.1.17日午前5時46分、神戸市付近を中心に強い揺れがありました。
今日で22年目を迎える、阪神淡路大震災です。
新聞やニュースで数日前より報道されていましたが
年々その規模は縮小されているように思いますが、
忘れてはなりませんね。

東北大震災での被害は、建築に携わる者ではなかなか食い止める事が
できないと思いますが、阪神淡路での被害の殆どは圧迫による物でした。
建物の倒壊、家具等での圧迫。
たまにしか起きない震災ですので、どうしても“大丈夫やろう”と
思いがちですね。建築に携わっている者でさえ、そう思います。

「亡くなられた方の80%相当(約5000人)は、木造家屋が倒壊し
家屋の下敷きになって即死した。特に1階で就寝中に圧死した人が
多かった(ウィキペディアより抜粋)」 と、あります。
建物が損傷してでも、何とか倒れずに居たら助かった方が
多かった事に驚きます。

この後、木造家屋倒壊の研究が進み平成8年、12年、18年と、
建築基準法は改正されています。
どうか、木造建築にお住まいの方で、自分の家は大丈夫か?と、お思いの方は
近くの自治体や建築団体へお問い合わせ下さい。自治体によっては無料相談会の
開催や、診断・工事に伴う費用の一部を補助金として手助けする
制度も設けていますし、窓口でいろいろ教えてくれる筈です。
http://www.pref.kagawa.lg.jp/jutaku/taishinhojyo/
香川県のサイト 費用等もUPされています。

どうぞ、ご安全に。
そして、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。













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by zengoro | 2017-01-17 11:47 | 設計士さんの一喜一憂  

勉強です-里山住宅博inKOBE2016-

なかなか伺えなかった、神戸市上津台で行われている、里山住宅博へ
見学に行きました。ここは、地元工務店さんが小池一三さんに相談した事が
きっかけで、統一された町並みを地元の工務店さんのみで里山のような風景の
町並みを形成できる未来に残せる建築を との発想で始まった街づくりです。
◆山に大きな住宅地を作ったイメージです。
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小池さんが以前より推奨していた、里山(庭に木を植える)住宅が見事に
出来上がっています。言うのは簡単ですが、費用の面や趣味の事もあり
実践するのはなかなか難しいとは思いますが、成し遂げている事は流石だと
思います。
◆各家々に必ず統一された外構(里山)が施されています。
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さて、この住宅博、魅力はなんといっても、パッシブ派の精鋭建築家と地元工務店の
腕の見せ所満載の点です。ここぞとばかりに、技を出し合い、気合がすごいです。
ここまで精鋭達が集う事もなかなか無いと思いますので、一度に多くの建築を学ぶ事が
できます。

建築家の研ぎ澄まされた設計の家々と工務店の経験を積み重ねた努力研鑽の後が
次々と見る事ができ、一生懸命仕事している感が、満載であります。
良い仕事している集団の空気が満ち溢れて気持ちが良いです。
◆良い仕事満載の各展示ハウス
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※十数件の展示ハウスを拝見させて頂きました。各戸について多くの感想ありますが
ここでは割愛致します。


今回、小池さんの声でパッシブ系の展示棟がこれだけ集まりました。
高松から2時間半程度。
パッシブ系の家を検討されている方、好きな方は、是非見学に行かれると
良いと思います。きっと多くの発見と新たな想いができると思います。

関係者の皆様、ありがとうございました。
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by zengoro | 2016-07-28 09:10 | 設計士さんの一喜一憂  

キッチン特集

LIXILにて、キッチン特集を行っていましたので、最近の施工キッチン廻り
佐伯工務店Verをやってみます。

◆寺井町の家
TOYOキッチンのIランド型を、既存梁と照明そして収納建具とマッチングさせました。
中庭の景観とオーク樽のフローリングの渋さと良く似合っていると思います。
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◆高瀬の山荘
裏山の景観を取り入れて、木質感の感じを天井と床に合わせたキッチン。
ペンダントライトとの距離感が嬉しいですね。
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◆展示場
佐伯工務店の展示場のキッチンです。手前と2つに分けて、ダイニングとの
一体感を出しています。
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◆豊中の家
Iランド型キッチンをダイニングの中心に構えて、生活導線と家族のつながりを
考えました。
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◆引田の家
古民家風の新築住宅。I型キッチンで、手元は隠すがLDを見渡せる家事づくりの
キッチンです。
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◆岡田の家
民家再生。大きなLDKに孤立しないよう、Iランド型キッチンで対応しています。
収納は3枚の建具できっちり綺麗に隠していますが、中には食器用稼動棚、家電置き場
ゴミ箱収納、パントリーと、多くの物をすっきり収納できます。
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最近のキッチンでは、Iランド型キッチンが増えてきたように思います。
Iランド型の特徴として、家事導線がLDに近いという事が一番に上げられると思います。
生活形態がそのようになってきているのだと思われます。

キッチンの様子は又後日UPできるように致します。
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by zengoro | 2016-07-02 11:53 | 設計士さんの一喜一憂  

岡田の家の完成写真。

完成写真ができました。

◆キッチンより坪庭(下の写真は改装前同じアングル)
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改装前にあった窓を開けると、紫陽花と塀が見えるようになりました。
実はこの窓、お施主様は改装前と同じ程度の大きさで良いと言っていましたが
絶対このほうが良いとお話させて頂き、大きな開口部としました。

天井の高さや、塀との関係(外部視界)をギリギリまで考えて決めました。

◆キッチン収納
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約3mの棚を内部に収納し、レンジやゴミ箱置き、ジャーやポットを稼動棚と引き出しで
家事楽収納にしました。
縦格子の建具をデザインし、綺麗に隠しています。

◆ダイニング(下3枚目の写真は工事前のもの)
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元あった壁と天井を取り、窓は違う部屋にあった障子を再利用。
どうしても取れない筋交い、柱はオブジェのように利用しました。
薪ストーブを据え、キッチンとのつながりを重視。

◆リビング(一番下の写真は工事前のもの)
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分かれていた3部屋と廊下、小屋裏をつなぐ設計をしました。階段、天井高さ、
薪ストーブの性能、断熱気密化、そして気持ち良さ・・・。

部分部分の使い勝手や検討仕様詳細はいろいろありますが、お施主様の要望である
20年後に良い具合 を、求めて可能な限り現場で考え込み、測り、職人さんにお願いしました。。。

3月下旬から始めた民家再生工事。引渡しまで3ヶ月半位掛かりましたが
現場打ち合わせも毎週行い、一生懸命に造り込んだ現場となりました。

もともと建物がしっかり造られていましたので、今回の工事を行い
更に良い民家へとなったと思います。
20年後が楽しみです・・・。
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by zengoro | 2016-06-28 18:08 | 設計士さんの一喜一憂  

石の持つ魅力

建築工事に石材をよく使うほうだと思います。

10年程前から、石の持っている魅力を感じるようになり、建築の一部分に
取り入れるものなら、使ってみようと機会をうかがっています。

自宅の室内には、石の壁を作ってみました↓(写真左側)
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現在建築中の家では、玄関扉の下敷居と靴脱ぎを黒御影石で作ってみました↓
(上が敷居、下が靴脱ぎ石)
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これも自宅でしたものですが、古い建物の柱下にある延べ石と、高松では有名な由良石を
アプローチに敷いてみました。由良石は柔らかいのが特徴で(石なのに柔らかいって変です)
足に優しいと、皇居にも使われているようです。
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最近はタイルの出来が非常にいいので、タイルを使ったほうが気が楽でいいのですが
石材は何かしらを語りかけてくるように思います。

玄関入って石が見えるようにしたことも↓
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次回の建築では、こんな計画も↓
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by zengoro | 2016-05-16 14:16 | 設計士さんの一喜一憂