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建物の防火性能

昨日、糸魚川にて、大規模火災が発生致しました。
被災された方には、お見舞い申し上げます。

現地は木造住宅が密集している地域で、強風の影響もあり
次々と火災が燃え広がっていった と、言う事です。

現在の法律では、“法22条地域” と呼ばれる、比較的市街地であれば
建物は敷地境界より1Fで3m、2Fで5m部分まで、防火構造と呼ばれる
燃えにくい建物外周部としなければなりませんが、法律ができる前の建物には
効果は及びません。また、消防車が入れる最低の進入路(2m)も必要とされていますが
昔の道は1.8mしかなかったり、もっと狭い進入路もあります。

現在の基準に同地区がなっていれば、ここまで大災害にはならなかった可能性もあります。
まだまだ、市街地にはこのような密集地が多く残っていまして、またそこが味わい深く
残したい地域でもあるのですが、法律を作っている方々は、人命を第一に考えますので
来年あたり、より厳しい基準が一つ位増えるかもしれません。

また、火の粉が飛んで燃え広がった と、ありますが、
火の粉位では、建物は燃えません。高温になり発火寸前に火の粉が
引き金になった という事は在ると思いますが、火をつけるということは
結構難しいものであります。

何にしても、火事が発生しても、一定の時間は火が燃え広がらない構造が
事態を大きくしない一つの要素になる というのが、法律の指導であります。。。
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by zengoro | 2016-12-23 18:32 | お知らせ  

木の建具 メンテナンス

朝一番に、“助けて欲しい”メールが、舞い込みました。

玄関の引き違い戸が開かなくなった とのことです。
内容を聞いてみると、どうも反りかむくりが、原因の様。
建具屋に仕事状況を確認し、午後伺える様手配を致しました。

無事、開閉するようになったのですが、原因は
反った状態で無理やり鍵を掛けた為に、鍵が外れなくなったようです。

ここの家の建具は木で製作しました。
自然の状態である“木”は、自然の状態に置くと、反り出します。
もちろん、職人はそんな事経験し理解していますので、日や雨が当たらないように
軒を深くし、乾燥させた(反り終った)木を使いますが、それでもなかなか一筋縄で
行かないのが天然木です。

あたらしく製作した建具は、1年程度季節に慣れると
とてもいい状態に馴染んでくるのですが、雨風の多い時期や
季節の変わり目に、今回の様な特殊な経験をしたりします。

そんなら、既製品を使えば良いのに・・と、おっしゃる方も居られると
思いますが、天然木の良さは、既製品ではなかなか出ません・・。

今回のお客様も、より納得して長く御利用していただけると思います。

※天然木の玄関建具↓
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by zengoro | 2016-12-22 16:42 | 現場レポート  

ショールームでの打合せ

住宅を造る為に、お施主様とショールーム探訪は欠かせません。
お風呂、キッチン、トイレ、洗面。。。はたまた、窓、床、壁・・・。
我が高松にも、数多くのショールームがあります。

時間が許す限り、お客様とショールームに同行させて頂き、
お客様の趣味に合うように、そっとアドヴァイスを繰り返します。
時間がとってもかかる工程ですが、しっかり意向を確認させて頂く事と、
ショールームの係りの方の話だけでは無く、他の方(OB)の経験談も一緒に
お話させて頂く事で、より納得の一品を探し出せると思います。

メーカーの方の説明だけでは、いい部分の話しか出ませんので
そのメーカーの特徴、良い点、悪い点を、そっと耳打ちします。
判断の基準になってくれればと思っています。

建築のお金って天文学的数字になりますので
後で後悔しないように、経験則と学んだ事をできる限り
お施主様に還元し、良い住み心地を会得できるようになっていただきたいと
思っています。

◆写真は弊社ショールームです↓
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by zengoro | 2016-12-19 18:28 | 現場レポート  

製作家具と既製品

製作家具と言うと、工務店的には少々大げさになりますね~。

所員の変更により、狭い事務所の模様替えを行う事になり
思い切って今までの机割を変更する事にしました。
いろいろ使い勝手を思案しましたが、大工が身近に居ますので
既製品を買ってくるのでは無く、棚や机をほぼ作ってもらう事にしました。

大工さんに頼みますので、こちらの使いやすいよう、数ミリ単位で依頼できます。
こうしたい、ああしたい を、現地で一緒に寸法測りながらの作業ですので
途中変更も可能でありますし、もと使っていたものを流用したりもできます。
◆本棚に流用した物置↓
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◆元在った棚に、新たに棚と仕切りを取りつけてもらいました↓
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既製品の物は大抵、綺麗に塗装されていますから
木 本来の手触りがなくなっていますが、最初から造ってもらえば
仕上がり方は、こちらの都合と具合で作り上げる事ができます。
◆造ってもらった机。塗装はこれから↓
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既製品の三段ボックスも流用します。
◆使いやすいように組み合わせ↓
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模様替えは完成していませんが、
全てを既製品でまかなうのでは無く、手作り、現場製作の良さも
感じられる、大工製作家具もなかなか魅力だと思います・・・。
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by zengoro | 2016-12-13 18:40 | 現場レポート