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竹林寺・本坊

前回に引き続き、堀部安嗣さん設計 竹林寺本坊です。
五台山竹林寺正門側、書院の隣に作られた、牧野植物園から
良く見える建物です。
堀部さんの意匠で良く見られる、深い軒とエッジの効いた軒先。
外壁に木を使い、竹林寺の名の通り、竹を面前に置き、デザインされています。
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敷地内に伺うと、エントランスで書院前の庭を拝見できる様に
誘われます。そのエントランスでは、まあ、少しゆっくりおかけなさい 
と言わんばかりの、テーブルと椅子が用意されています。
丸テーブルと椅子の組み合わせが(4人掛け)よく考えられていて、
墓参りに家族で来られる方様にだと思います。
私、一人での訪問でしたが、ゆっくり座ってしまいました。
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エントランス左側が納経受付、右側が法要の方の本坊となります。
今考えてみても、PLANも良いですし、軒・天井高さも落ち着く様に
計算されていて、さすがだなあと、感心します。
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細かい収まりも、しっかり考えられていて
手を抜かず、最後までじっくり取り組んでいる様子が
目に浮かびます。
さすが、今を時めく建築家でした。












# by zengoro | 2023-01-13 15:48 | 設計士さんの一喜一憂  

竹林寺納骨堂

年末休暇を利用し伺ってきました。
昨年伺う機会を逃し、忸怩たる想いをしていた建築です。
高知県高知市 竹林寺境内にある納骨堂
設計 堀部安嗣 
竹林寺の名の通り、竹(熊笹)の道を上り切った所にひっそりと佇んでいます。
寺社建築と一風変わっている建築様式ですが、
見た瞬間の違和感はありません。
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納骨堂の中(途中まで)は、自由に入る事ができます。
残念ながら、私の文章力では表現に限界がありますが、
厳かな雰囲気を入り口から感じる事が出来ます。
これでは、家族の方も安心して会いに来れるなあ、と
感じ入ります。
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さすが、今を時めく建築家、堀部安嗣さんだなあ。
これじゃあ、人気もでるわなあ。。と、感心しきりであります。

実は堀部さん、ここ竹林寺では本坊も設計されています。
この案内は次回にしたいと思います。











# by zengoro | 2023-01-10 18:07 | 設計士さんの一喜一憂  

2023年 謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年は材料高騰が堰を切ったように進み、今年も高止まりの状態が続きそうです。
年後半からは、職人の手当も上がる気配があり、
工務店としては、難しい一年となりそうです。

更に、SDGsや環境問題への取り組みにより
建物の断熱気密強化、太陽光発電システム設置(東京都では義務化)、
HEMs等の推進と、地域ビルダーやハウスメーカーの得意分野への
市場動向が進みそうです。
性能や指標・数値で家の良し悪しを判断する様な流れにしたいわけです。

私たちは地域密着型工務店として、これからもお施主様と
ゆっくり家づくりに取り組み
新年も長い目を持った活動に取り組みたいと思います。

※写真は本日2023.1.6発祈願の様子です。


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# by zengoro | 2023-01-06 18:24 | 日々の集い  

2022謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
佐伯工務店は、2022.1/5 新年祈願 1/6より仕事始めと致しました。
年末年始休暇はお天気にも恵まれ、皆様方もいいお正月を迎えられたと思います。

2022年は、昨年より引き続き新型コロナの影響を受けつつ
資材の高騰、職人不足、電材(主に半導体関係商品)不足、
住宅ローン減税の引き下げ等に、足を取られつつ
仕事を進めていく状況が続くと思われます。
どれも、頭の痛い問題ではありますが
新年の計位は、前向きな頭でいきたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。
◆写真は2022.1.5 新年祈願の様子です
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# by zengoro | 2022-01-08 08:35 | 日々の集い  

香川県庁東館 重文へ

11/20四国新聞一面に“県庁東館 重要文化財へ答申”の記事が
載っていました。
香川県庁東館といえば、丹下健三さん設計のとっても有名な
建物となりましたが、戦後の庁舎としては初の答申となるようです。

県庁東館は今年、文化遺産としてのモダニズム建築20選 に選ばれ
益々脚光を浴びている建物ですが、更に皆さんの知られる処になりそうです。

四国新聞社会面には丹下健三さんの「息子さん」の談話が
“父は開かれた庁舎の建築をいつも考えていました。”
また、同じく四国新聞には建築家「隈研吾さん」の談話
“庁舎一階ピロティでステテコ姿の昼寝姿の市民を見て感動した”とも。
本来庁舎なんてものは、こういった考え方で動いていたんでしょうね。
(現在はセキュリティの問題でそこまで開かれた庁舎は難しいでしょう)

建築どころと呼ばれる香川県、またグレードアップしそうです。

◆写真は11/20四国新聞一面
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# by zengoro | 2021-11-20 08:17 | 設計士さんの一喜一憂